4度目の富士山登頂 月夜の雲海 素晴らしいご来光 迫力の宝永山
既報の通り、一昨日の晩から徹夜でご来光富士登山にチャレンジしました。
今回は、吉原商店街青年部の三人、創業150年の御菓子司「南岳堂」ご主人(三年連続三度目)と創業初年のロールケーキとシュークリーム専門店店主(初登山)と創業3年の富士山専門店店主の私(登頂8回、剣ヶ峰3回、お鉢巡り3回、ご来光2回、半ば修行の様相ですが…)で行ってきました。
八回目の登山、富士山と同じく縁起の良いとされる末広がりの八の字が今から思うと今回の充実の富士登山を演出してくれたのかもしれません。
それほど素晴らしい登山でした。
まずは、しゅぷーるさん&ヨウさんとお仲間の皆さん登頂おめでとうございます〜。なんとなんと、富士宮口山頂頂上富士館でお会いできました。
お二人だったはずが4名になっていいて尚びっくりでしたが、海抜0メートルからの富士登山成功おめでとうございます。
たまたま、私が登山予定だっただけですが、お店に寄っていただいたお客様と山頂でまた会えることなどこれから先を考えてもなかなかないと思います。有難うございました。
残念なのは、山頂で再会できたときに写真を撮るのを忘れてしまいました。
申し訳ございませんでした〜。
では、私等3人の登山の雰囲気を今回は19枚の写真で掲載します。
24日午後9時43分撮影。
富士宮口5合目テラス。
月明かりの雲海。
とにかく、今回の登山を支えてくれたのは月でした。
ご来光目的の私を励ましてくれたのも笑わしてくれたのも月でした。
次回から間違いなく月も富士登山要素の一つです。
有難う。
24日午後11時43分撮影。
富士宮口新7合目付近。
富士宮市上空の雷雲が定期的に光っていたので、デジカメの高速連射を押しっぱなしで試してみたら稲光の瞬間を見事撮影に成功。
この後、雨に見舞われましたが、幸い雷は止みました。
よかったです。
本当。
登山は順調に進み、25日午前3時17分撮影。
富士宮口9合5尺、胸突山荘前より。
雨雲もなくなり、再び月夜の雲海が静かに広がります。
月夜の撮影は、モードを星空撮影の15秒露出にして岩に固定して撮っています。
平日とは言え、ここより先は登山渋滞にはまりました。
徹夜登山の私等には帰って心地よいペースでしたが、4時半ころから始まるご来光のことを考えると少し焦りました。
25日午前4時42分撮影。
4時半前に富士宮口山頂登頂に成功し、初登山のFさんの感慨にふける時間もつくらずに、そのまま山頂の東側の朝日ケ岳までノンストップで移動しました。
すでに東の空はオレンジ色に朝焼けが始まっていました。
Fさん、すみませんでした。
初登山のでは、まずは山頂の富士宮浅間大社奥宮の鳥居で達成感を味わうのが富士登山の醍醐味でした。
25日午前4時50分撮影。
あまりにも強くオレンジ色に焼ける空に感嘆の声を漏らしながらの撮影。
徹夜登山の眠気も疲れも一切ありません。
ただただ感動。
25日午前5時2分撮影。
Fさんが、南もすごいよ、と教えてくれて見てみると、なんとそこには地球の影が見えていました。
あのラインが日の出のラインです。
感動の瞬間が刻一刻と見てわかる感動。
そして、25日午前5時3分撮影。
ご来光の瞬間です。
ほんのですが、心奪われて数秒遅れでの撮影でした。
有難うございました。
25日午前5時9分撮影。
見事に広がる雲海。
25日午前5時10分撮影。
ふと振り向くと、登る太陽の反対側には沈みゆく月が。
今回の登山を常に見守ってくれた月が静かに沈もうとしてました。
わびさびを感じさせる粋な月の演出。
カメラを向けると、手が届くような気がするほど不思議な感覚に。
しばらく被写体を月に変更しました。
ということで、影の主役の月の写真を三枚ほど。
25日午前5時12分撮影。
25日午前5時13分撮影。
25日午前5時15分撮影。
さすがに走る元気はなかったので、直接私が月と戯れる写真は撮れませんでしたが、レンズ越しのお月さんは触ったり、抱きしめたりできそうなくらい近く感じました。
25日午前5時36分撮影。
今回は流れのまま時計と反対回りでお鉢巡りに。
朝日ヶ岳と成就ヶ岳の間より。
少し上部が明るすぎましたが、おそらく、山頂火口のすり鉢を撮るならベストスポットではないかと思います。
25日午前6時59分撮影。
吉田口山頂で長めの休憩をとってなければ、もっと大きな影富士を撮れたかと思うと少し残念ですが、形の良い影富士の撮影に初めて成功。
25日午前7時55分。
お鉢巡りも無事終わり、富士宮口山頂奥宮鳥居にて三人で記念撮影。
剣ヶ峰は大渋滞で30分待ち確定状態だったので、石碑までは辿りつけずに馬の背を下りました。
4度目の剣ヶ峰登頂は断念。
撮影なしなら列を抜かして行ってもいいか尋ねると、駄目とのこと。
そうですよね、石碑を触るだけって言っても写真を撮りたくなるに決まってますよね。
すみませんでした。
25日午前10時34分撮影。
御殿場口から富士宮口への分岐点の手前から。
晴れていらばなんてことはないけど、霧が出ていると見落とすこともあるこのポイント。
左に下っていくと、延々と大砂走りを満喫して御殿場口の5合目に。
尾根伝いに登って行けば宝永山の火口縁に出て富士宮口につながります。
25日午前10時42分撮影。
宝永山第1火口の上層部の火口壁。
昨年以来望むことができた宝永の十二薬師と呼ばれる火口壁。
成層火山である富士山を覆っていた溶岩にできた縦方向の割れ目に、後から溶岩が入り込んで固まってできたダイナミックな地形です。
25日午前11時14分撮影。
割れ目に溶岩が入り込んで出来た地形であることがよくわかります。
幾重にも続く熔岩の壁の数々。
25日午前11時39分。
無事宝永山荘に到着しました。
しばらくのんびり休ませて頂いて帰路に。
帰りの運転はさすがにしんどく、スカイラインの途中で激しい睡魔に襲われました。
無事登山できても帰りに事故を起こしてはいけないので水ヶ塚駐車場により炭酸飲料をまとめ買いし、そのまま十里木街道から吉原に戻りました。
長々と読んでいただきまして、
有難うございました。
来月以降は麓で富士山を楽しみたいと思います。
次回予定
9月12日(日)「第2回富士山下山ツアー2010」開催です。
富士宮口5合目までマイクロバスで行き、御殿場口入り口まで3時間半の下山を楽しみ、御殿場もしくは沼津辺りで一風呂浴びてから宴会でもしよう、という軽い感じのツアーです。
過去記事「第一回富士山下山ツアー2010」
参加希望の方は東海道表富士までご連絡ください。
メール info@omotefuji.com
電話 0545550333
色づいた高山植物や秋の清々しい富士山麓を楽しめれば最高ですが、あとは晴天を祈るのみです。
登山だけが富士山ではありません。
あの登頂後の辛い下山も、下山だけの下山ツアーならこんなに楽しいのかと感動ものです。
(※富士宮口6合目まではのんびりのぼります。)
興味が湧きましたら是非、ご参加くださいませ。
今回は、吉原商店街青年部の三人、創業150年の御菓子司「南岳堂」ご主人(三年連続三度目)と創業初年のロールケーキとシュークリーム専門店店主(初登山)と創業3年の富士山専門店店主の私(登頂8回、剣ヶ峰3回、お鉢巡り3回、ご来光2回、半ば修行の様相ですが…)で行ってきました。
八回目の登山、富士山と同じく縁起の良いとされる末広がりの八の字が今から思うと今回の充実の富士登山を演出してくれたのかもしれません。
それほど素晴らしい登山でした。
まずは、しゅぷーるさん&ヨウさんとお仲間の皆さん登頂おめでとうございます〜。なんとなんと、富士宮口山頂頂上富士館でお会いできました。
お二人だったはずが4名になっていいて尚びっくりでしたが、海抜0メートルからの富士登山成功おめでとうございます。
たまたま、私が登山予定だっただけですが、お店に寄っていただいたお客様と山頂でまた会えることなどこれから先を考えてもなかなかないと思います。有難うございました。
残念なのは、山頂で再会できたときに写真を撮るのを忘れてしまいました。
申し訳ございませんでした〜。
では、私等3人の登山の雰囲気を今回は19枚の写真で掲載します。
24日午後9時43分撮影。
富士宮口5合目テラス。
月明かりの雲海。
とにかく、今回の登山を支えてくれたのは月でした。
ご来光目的の私を励ましてくれたのも笑わしてくれたのも月でした。
次回から間違いなく月も富士登山要素の一つです。
有難う。
24日午後11時43分撮影。
富士宮口新7合目付近。
富士宮市上空の雷雲が定期的に光っていたので、デジカメの高速連射を押しっぱなしで試してみたら稲光の瞬間を見事撮影に成功。
この後、雨に見舞われましたが、幸い雷は止みました。
よかったです。
本当。
登山は順調に進み、25日午前3時17分撮影。
富士宮口9合5尺、胸突山荘前より。
雨雲もなくなり、再び月夜の雲海が静かに広がります。
月夜の撮影は、モードを星空撮影の15秒露出にして岩に固定して撮っています。
平日とは言え、ここより先は登山渋滞にはまりました。
徹夜登山の私等には帰って心地よいペースでしたが、4時半ころから始まるご来光のことを考えると少し焦りました。
25日午前4時42分撮影。
4時半前に富士宮口山頂登頂に成功し、初登山のFさんの感慨にふける時間もつくらずに、そのまま山頂の東側の朝日ケ岳までノンストップで移動しました。
すでに東の空はオレンジ色に朝焼けが始まっていました。
Fさん、すみませんでした。
初登山のでは、まずは山頂の富士宮浅間大社奥宮の鳥居で達成感を味わうのが富士登山の醍醐味でした。
25日午前4時50分撮影。
あまりにも強くオレンジ色に焼ける空に感嘆の声を漏らしながらの撮影。
徹夜登山の眠気も疲れも一切ありません。
ただただ感動。
25日午前5時2分撮影。
Fさんが、南もすごいよ、と教えてくれて見てみると、なんとそこには地球の影が見えていました。
あのラインが日の出のラインです。
感動の瞬間が刻一刻と見てわかる感動。
そして、25日午前5時3分撮影。
ご来光の瞬間です。
ほんのですが、心奪われて数秒遅れでの撮影でした。
有難うございました。
25日午前5時9分撮影。
見事に広がる雲海。
25日午前5時10分撮影。
ふと振り向くと、登る太陽の反対側には沈みゆく月が。
今回の登山を常に見守ってくれた月が静かに沈もうとしてました。
わびさびを感じさせる粋な月の演出。
カメラを向けると、手が届くような気がするほど不思議な感覚に。
しばらく被写体を月に変更しました。
ということで、影の主役の月の写真を三枚ほど。
25日午前5時12分撮影。
25日午前5時13分撮影。
25日午前5時15分撮影。
さすがに走る元気はなかったので、直接私が月と戯れる写真は撮れませんでしたが、レンズ越しのお月さんは触ったり、抱きしめたりできそうなくらい近く感じました。
25日午前5時36分撮影。
今回は流れのまま時計と反対回りでお鉢巡りに。
朝日ヶ岳と成就ヶ岳の間より。
少し上部が明るすぎましたが、おそらく、山頂火口のすり鉢を撮るならベストスポットではないかと思います。
25日午前6時59分撮影。
吉田口山頂で長めの休憩をとってなければ、もっと大きな影富士を撮れたかと思うと少し残念ですが、形の良い影富士の撮影に初めて成功。
25日午前7時55分。
お鉢巡りも無事終わり、富士宮口山頂奥宮鳥居にて三人で記念撮影。
剣ヶ峰は大渋滞で30分待ち確定状態だったので、石碑までは辿りつけずに馬の背を下りました。
4度目の剣ヶ峰登頂は断念。
撮影なしなら列を抜かして行ってもいいか尋ねると、駄目とのこと。
そうですよね、石碑を触るだけって言っても写真を撮りたくなるに決まってますよね。
すみませんでした。
25日午前10時34分撮影。
御殿場口から富士宮口への分岐点の手前から。
晴れていらばなんてことはないけど、霧が出ていると見落とすこともあるこのポイント。
左に下っていくと、延々と大砂走りを満喫して御殿場口の5合目に。
尾根伝いに登って行けば宝永山の火口縁に出て富士宮口につながります。
25日午前10時42分撮影。
宝永山第1火口の上層部の火口壁。
昨年以来望むことができた宝永の十二薬師と呼ばれる火口壁。
成層火山である富士山を覆っていた溶岩にできた縦方向の割れ目に、後から溶岩が入り込んで固まってできたダイナミックな地形です。
25日午前11時14分撮影。
割れ目に溶岩が入り込んで出来た地形であることがよくわかります。
幾重にも続く熔岩の壁の数々。
25日午前11時39分。
無事宝永山荘に到着しました。
しばらくのんびり休ませて頂いて帰路に。
帰りの運転はさすがにしんどく、スカイラインの途中で激しい睡魔に襲われました。
無事登山できても帰りに事故を起こしてはいけないので水ヶ塚駐車場により炭酸飲料をまとめ買いし、そのまま十里木街道から吉原に戻りました。
長々と読んでいただきまして、
有難うございました。
来月以降は麓で富士山を楽しみたいと思います。
次回予定
9月12日(日)「第2回富士山下山ツアー2010」開催です。
富士宮口5合目までマイクロバスで行き、御殿場口入り口まで3時間半の下山を楽しみ、御殿場もしくは沼津辺りで一風呂浴びてから宴会でもしよう、という軽い感じのツアーです。
過去記事「第一回富士山下山ツアー2010」
参加希望の方は東海道表富士までご連絡ください。
メール info@omotefuji.com
電話 0545550333
色づいた高山植物や秋の清々しい富士山麓を楽しめれば最高ですが、あとは晴天を祈るのみです。
登山だけが富士山ではありません。
あの登頂後の辛い下山も、下山だけの下山ツアーならこんなに楽しいのかと感動ものです。
(※富士宮口6合目まではのんびりのぼります。)
興味が湧きましたら是非、ご参加くださいませ。
この記事に対するコメント
下山したら報告しようね、ってヨウちゃんと話していたところに、西川さんが現れましたので、とても驚きました^^
村山に着くまでにも、地元の方から温かいお励ましの声かけをいただき、ほのぼのとした山旅になりましたよ。
ヨウちゃんにとっては4度目、わたしにとっては初めての富士山でしたが、とても良い夏の思い出ができました。また、2年後か3年後に、今度はもう少し涼しい時期に歩きたいな〜と思ってます。またの再会、楽しみにしています!
村山古道沿い、特に、大渕界隈では登山者を大切におもてなしをする気運があります。
富士市の観光ボランティアの方々をはじめ、古道沿いの皆さんにも理解が進んでいるようです。
村山古道登山を楽しんでもらえ、地元富士山専門店店主としてはうれしい限りです。
有難うございました。
しゅぷ〜るさんのグループが山頂に着くのは昼過ぎかと思っていたので、正直なところ会えないだろうと思ってましたが、さすがは山岳愛好家のみなさんですね。
私にとっても今回の富士登山はいい事ばかりで楽しかったです。
2〜3年後の村山古道ですか。
おそらくは、もっと親しみやすい登山道になっていると思います。
富士山山岳信仰の登山道として、修験道を体験できるような仕掛けを施そうという話しも出ています。
私もどんな役割を担えるか楽しみです。
是非、確かめにきてくださいませ。
皆さんにも宜しくお伝え下さい。
有難うございました。
初めてお会いしたのに丁寧な対応でとても話しやすく富士の話をしにまたお伺いしたくなるような楽しい時間を過ごさせていただきました。
おまけに、先日登られた時の写真を見せていただき数枚頂いて感謝感謝です。
今回は時間が無く短い時間だけでしたが次回は時間を作りゆっくりとお伺いさせて頂きたいと思っております。
富士のライブカメラを見るために富士市のホームページに行ったのが些細なきっかけで知ることが出来た事に感謝します。
いつかご一緒に富士登山が出来る事があるといいなと思いつつ本日はこれにて・・・
すみません、未承認のままとなっておりました。
書き込み有難うございます。
富士市役所HP富士山ライブカメラから直接ご来店下さったお客様は初めてでしたので感激でした。
富士登山成功おめでとうございました。
ご来光は富士山の気まぐれで見れたり見れなかったりですね。
昨年までは私も拝めたことがありませんでした。
今年は2度のご来光チャレンジで2度とも成功。しかもどちらも素晴らしいご来光でしたので感動しました。
雲の合間とは言え、富士に魅せられた男さまもご来光が見れたことは素晴らしいことです。
来年は富士登山に5回はチャレンジしたいと思います。
麓に居るからこそできる贅沢ですが、6月から9月にかけて無理のない範囲で計画する予定です。
ホームページやブログで報告いたします。
もし予定が合うようでしたら是非ご一緒させて下さいませ。
有難うございました。